オーストラリア内での賃貸詐欺行為が再び横暴しており、数千ドルの被害にあう方も出ています。
下記に手口の一例を掲載しますが、ページ下部の対策についてもぜひお目通しください。
なるべくオーナーとメッセージはAussieNest上で行い、個人でのやり取りは控えるようにしましょう！
AussieNest上でやり取りを行い、何も問題なく契約を結べてたら他の方が安心して賃貸を借りれるようにオーナーのレビューを行いましょう！
またオーナーとのやり取りで「怪しい行為」があった場合は「報告」や「レビュー」を行うことで調査が入ります。
犯行の手口
綺麗なアコモデーションの写真を掲載し、$200/週程度の安いレントでフラットを1人で利用できるが、
オーナーが「海外に出張中なので鍵は後で送る」と言われます。
そして、1ヵ月分の家賃、ボンドを先に要求、お金を手に入れたら何かと理由をつけて「2ヵ月目の家賃を払わないと鍵は送れない」などと言ってきます。
もちろん追加送金したとしても鍵が送られてくることはありません。
また、パスポートや運転免許証など写真付きのIDが送られてくることがありますが、
途中で気がつきキャンセルしようとすると、「ID theifだ」「警察にrepotする」などと言ってくることがあります。
相手は詐欺師なのであくまでも脅し文句です。そのまま無視して取引きを中止して下さい。
詐欺に合わないための注意点
在シドニー日本国総領事館も「シドニー市内は家賃が高騰し、シェアハウスに入居するケースが多いと思われますが、入居前に必ず下見をして居住環境を確認し、できればシェアメイトと直接会ってどんな人物か把握しましょう。また大家とは契約書を交わし、またその契約の内容をしっかり把握しておきましょう」と注意喚起しています。
またメルボルンの物件でこちらの詐欺が非常に多いです。
以上を踏まえ、最低限以下のことを注意して契約に進むことをおすすめします。
- 現地に行って建物や部屋の状況を必ず下見する
- 規定以上のボンドを要求される場合は拒否する（例：NSWの場合4週間のレント以上の金額設定や後からの追加請求は違法）
- ボンドは支払い時に必ず領収書を受け取る（各州提供のオンラインボンド支払い*を利用すると安心）
- 賃貸契約書を交わしお互いにサインする（ボンド、レントの支払い、退去時の申告時期について等）
- 契約者のIDを確認するなどして信用できるかどうかを判断する
- 契約書と鍵を受け取るまで支払いをしない